歴史

室町時代末期より、碓氷川のほとりに厄除・子授け・縁結びにご利益のある観音様を祀るお堂がありました。

ある年の大洪水のあと、村人たちが川の中から香気のある古木を引き上げて霊木として観音堂に納めておきますと、延宝八年(1680)一了居士いちりょうこじという行者が霊夢によって訪れ、信心を凝らして一刀三礼、達磨大師の座像を彫り上げ観音堂にお祀りしました。

この噂は「達磨出現の霊地・少林山」として近隣に広まりました。その頃の領主・酒井雅楽頭忠挙公さかいうたのかみただたかは厩橋城(前橋城)の裏鬼門を護る寺として、水戸光圀公の帰依された中国僧・東皐心越禅師とうこうしんえつを開山と仰ぎ、弟子の天湫てんしゅう和尚を水戸から請じて、元禄十年(1697)少林山達磨寺(当時:曹洞宗寿昌派)を開創しました。

享保十一年(1726)水戸徳川家から三葉葵の紋と丸に水の徽章を賜い、永世の祈願所とされました。