北極星信仰
中国では古くから天文学が発達し、北極星が不動の星であることが分かっていました。
北極星のまわりをすべての星が巡り人間世界の上の天の中心に位置し、すべての存在の中心が北極星であると考えられることから、北極星信仰が始まりました。
北極星を見つけるのには北斗七星から見つけますのでこの二つを合わせて『北斗星』と中国ではあらわします。
御本尊
北辰鎮宅霊符尊
達磨寺の霊符堂(本堂)には北斗星を神格化した、北辰鎮宅霊符尊をお祀りします。
北辰鎮宅霊符は天神地神、日月星辰の総帥として過去・現在・未来三世の運勢を支配し、吉凶禍福(よいことと悪いこと)・家相方位を司る霊神で、善星(よいこと)を招来して幸福を守護し、悪星(悪いこと)を除いて悪事災難を消滅する大威徳を具えています。
達磨寺は前橋城(現在の群馬県庁)から見て南西に鎮座しており、前橋城の裏鬼門を守護する寺として創建されました。通常お堂は南向きや東向きに建てられることが多いですが、達磨寺は北極星(北)を向いています。
関東隋一の方位除・八方除の祈願所として信仰されています。
少林山七草大祭だるま市
七草大祭は開創当時より行われる伝統行事です。
1月7日の午前2時が本尊様が降臨される吉日とされ、前日の6日から前夜祭として夜通し行われる星祭です。
本尊様が降臨される7日午前2時に星祭大祈祷が厳修され、本尊様のご利益を求めたくさんの参拝者で賑わいます。
200年程前の天明年間、9代目の東嶽和尚がだるま作りを伝授し、だるまが作られるようになると、だるま市も同時に行われるようになりました。
健やかなる日々への祈り
星に願いを
本尊様に誓う願い
下記のフォームに願いを書き込み、送信していただくと本尊様にその願いをお届けいたします。
願いを文字にすることにより、願いへの想いを改めて感じながら、願いの実現へ向けて日々精進してまいりましょう。