観音堂の周辺には130体程の庚申塔が建っています。庚申信仰は庚申の日の晩に眠りに就いている間に体の中に入る「三尸の虫」が天帝(帝釈天)にその人の罪過を告げて、人間が本来生まれながらに持っている120歳という天寿からその罪過の分だけ差引かれ早死にさせられるという中国道教の説が元になっているとされ、その晩には帝釈天・青面金剛・猿田彦を祀り寝ないで過ごしました。
観音堂に北辰鎮宅霊符尊が祀られた寛政4年(1792年)以降に建てられ、文化年間に建てられたものが多いようです。そして立体曼荼羅のように観音堂に祀られる天の中心たる北極星の前庭に帝釈天を祀り、その下に多くの庚申塔が建てられたのでしょう。
これらの庚申塔は庚申の日に諸々懺悔のために建てられたのであろう。

























